女子ゴルフ今季シード選手の“喪失”は堀琴音、三ヶ島かな、大里桃子ら15人 渡邉彩香はQT回避の選択も!?

渡邉彩香「自分が何をしたいのかをしっかり考えて決めたい」

◆国内女子プロゴルフ<大王製紙エリエールレディスオープン 11月16~19日 エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県) 6575ヤード・パー71>

 大王製紙エリエールレディスオープンが終了し、メルセデス・ランキング50位以内の選手に与えられる来季シード権が確定したが、一方でシードを落とした選手たちは来季出場権をかけてQTに臨むことになる。

 今季シード選手の三ヶ島かなと渡邉彩香は通算1オーバーの53位タイでフィニッシュ。

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 同じくシード選手の大里桃子、サイ・ペイインは通算4アンダーの36位タイで大会を終えた。これでサイ・ペイインはメルセデス・ランキング62位、三ヶ島は同66位、渡邉は同71位、大里桃子は同86位となり、シード落ちが確定した。

 5年連続で保持したシードを失った三ヶ島。21年のJLPGAツアー選手権リコーカップの優勝で複数年シードを持っているが、「しっかり体調を回復させてQTには挑戦したい」と語った。

 2年連続で保持したシードを落とした渡邉は6年間、専属キャディーを務めていた川口淳氏とのコンビも解消。「とにかくやりきりました。QTに出るのかどうか、自分が何をしたいのかをしっかり考えて決めたい」と、この先の進退については、これから考えるとのことだった。

 4年連続で守っていたシードを失った大里もQTからの巻き返しを誓った。

 また、今季シード保持者の堀琴音は通算9アンダーの9位タイに食い込み、メルセデス・ランキング51位まで順位を上げたが、圏内の50位に届かずシードを喪失。ただ、同51~55位に与えられる来季の前半戦出場権を獲得した。

 なお、2日目に予選落ちしてシード落ちが確定していたのは、金田久美子(同64位)、セキ・ユウティン(同73位)、黄アルム(同78位)、岸部桃子(同89位)、植竹希望(同97位)、小倉彩愛(同102位)、テレサ・ルー(同110位)。

 その他、米ツアーを主戦場にする西村優菜(同61位)、勝みなみ(同72位)、渋野日向子(同113位)もシードを失ったが、3人ともに任意の年に行使可能な3年シードを保持している。

キム・ミョンウ

2023-11-20T02:22:11Z dg43tfdfdgfd