【ジャパンカップ2023】出走予定馬が発表! 予想オッズの上位、人気の中心となる出走馬は?

2023年11月26日、東京競馬場でジャパンカップ(GⅠ/芝2400m)が行われる。JRAの発表によるとイクイノックス、スターズオンアース、タイトルホルダー、ドウデュース、リバティアイランドらが出走を予定。21頭が出走登録を行っている。

今回はジャパンカップの登録馬から勢力図を考察。予想オッズの上位となり人気を集めそうな有力馬を中心に、レースを展望していく。

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■2023年ジャパンカップの展望・人気・予想

天皇賞(秋)で圧巻のパフォーマンスを発揮し、世界ランキング1位の走りをまざまざと見せつけたイクイノックスに対し、3歳世代からは圧巻のパフォーマンスで3冠牝馬になったリバティアイランドが食らいつくという構図だ。

イクイノックスが再び府中のターフで衝撃の走りを見せつけるのか。

今年は圧巻のパフォーマンスでGⅠのみを3戦3勝だが、記憶に新しいのは天皇賞(秋)の走りだろう。当該週の府中の芝は高速馬場だった。この日の8Rの本栖湖特別(2勝クラス、芝2400m)の勝ちタイム2分22秒8は、近10年のジャパンカップでもアーモンドアイがレコードをたたき出した2018年の次に速い時計となる。天皇賞(秋)は前半1000mの全体時計こそ昨年より0秒3遅い57秒7で通過したが、昨年後方でレースを進めたイクイノックスは、今年のレースでは3番手でレースを進めた。明らかに昨年より速いペースでの追走だったが、直線で楽に前を交わすと芝2000mを1分55秒2で駆け抜けた。

元々この馬は瞬発力を武器にしている馬であるにもかかわらず、速いペースを前につけて11秒台のラップを最後まで刻む持続力まで発揮した。そして、この馬の最大目標はこのジャパンカップ。つまり、限界まで仕上げ切っていない中でのパフォーマンスであり、さらなる上昇が見込める。この馬の一番得意な2400mになってどんな競馬をするのか。世界中から視線が集まる。

怪物じみたイクイノックスに対し、「この馬ならもしや」と思わせてくれる存在がリバティアイランドだ。

桜花賞は最後方から一気の末脚で、オークスと秋華賞は中団前目からの追走でのレース。3つのGⅠを異なる戦法で勝利し、見事3冠牝馬に輝いた。この馬も瞬発力はすでに証明済みだが、秋華賞では4コーナーで一気に上がって行き、直線先頭で押し切るという内容だった。早めに抜け出した分、最後は2着マスクトディーヴァに詰め寄られる形となったが、着差以上の完勝だったといえるだろう。

この馬も秋華賞はあくまでここへ向けての前哨戦で、仕上がり九分くらいで挑んだものだった。今回はおつりなく仕上げてくるだろう。なんといっても、4歳牡馬のイクイノックスは斤量58㎏を背負うのに対して、3歳牝馬は4㎏軽い54㎏で出走できる。イクイノックスの壁は高いだろうが、この馬にはその壁を崩せるのではと思わせる要素と魅力を持っている。イクイノックスと一騎打ちになった時、さらなる真価が発揮されるのかもしれない。

長期休養をたたかれたドウデュースが、巻き返しを狙う。

脚部不安もあって実戦は8ヵ月ぶりとなった前走の天皇賞(秋)は、道中で力んだ走りでなかなか折り合いがつかず、直線は早々とイクイノックスに差をつけられた。自身は伸びを欠いて7着に終わった。武豊騎手の負傷により急遽戸崎圭太騎手に乗り替わるアクシデントもあったが、乾杯と言える内容だった。馬体こそ仕上がっていたが、息や精神面が出来上がっていなかったのだろう。休み明けが大きく影響したと思われるので、このひとたたきでの上昇は考えられる。今回はイクイノックスを下した日本ダービーと同じ東京2400m。ダービーの再現を狙う。

一頓挫があったが、得意舞台になるスターズオンアースも面白い一頭だ。

スターズオンアースも天皇賞(秋)に出走を予定していたが、当週に挫跖を発症し回避した。ただし、今年はハイレベルだったうえに、超の付く高速決着。世界レコードが出るレベルの極限レースだったので、レースのダメージを負うことなくここに挑める点はプラスに捉えることができる。主戦のC.ルメール騎手がイクイノックスに騎乗するので乗り替わりになるが、鞍上に指名されたのは世界の名手、W.ビュイック騎手。4歳世代最強牝馬が金星を狙う。

タイトルホルダーがレースのカギを握るか。

今年は順調さを欠いている印象のタイトルホルダーだが、前走のGⅡ・オールカマーでは完調手前の状態で2着と格好をつけた。春のGⅠ・天皇賞(春)では競走中止になっていたので、無事に走り切り、なおかつ2着という結果は及第点と言えるだろう。中山向きの馬のため条件的には少し見劣るが、気分良く逃げることができれば一発の可能性を秘める。少なくとも、今回の展開を握る一頭となるだろう。

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■ジャパンカップの日程、競馬場、コース

2023年11月26日(日曜) 5回東京8日

第43回ジャパンカップGⅠ

3歳以上 オープン(国際)(指定) 定量

コース:2,400メートル(芝・左)

本賞金:50000,20000,12500,7500,5000万円

■ジャパンカップの出走予定登録馬一覧

イクイノックス 58.0 牡4 木村哲也(美浦)

イレジン 58.0 せん6 J.ゴーヴァン(フランス)

インプレス 58.0 牡4 佐々木晶三(栗東)

ウインエアフォルク 58.0 牡6 根本康広(美浦)

ヴェラアズール 58.0 牡6 渡辺薫彦(栗東)

エヒト 58.0 牡6 森秀行(栗東)

クリノメガミエース 56.0 牝4 石橋満(地方・兵庫)

ショウナンバシット 56.0 牡3 須貝尚介(栗東)

スタッドリー 58.0 牡5 奥村豊(栗東)

スターズオンアース 56.0 牝4 高柳瑞樹(美浦)

タイトルホルダー 58.0 牡5 栗田徹(美浦)

ダノンベルーガ 58.0 牡4 堀宣行(美浦)

チェスナットコート 58.0 牡9 田中一巧(地方・兵庫)

ディープボンド 58.0 牡6 大久保龍志(栗東)

テーオーロイヤル 58.0 牡5 岡田稲男(栗東)

ドウデュース 58.0 牡4 友道康夫(栗東)

トラストケンシン 58.0 牡8 高橋文雅(美浦)

パンサラッサ 58.0 牡6 矢作芳人(栗東)

フォワードアゲン 58.0 せん6 中野栄治(美浦)

リバティアイランド 54.0 牝3 中内田充正(栗東)

※登録のあった外国馬コンティニュアスは1週前段階で回避決定、来日せず。

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