守護神・山崎康晃は1死も奪えずにKO…DENA痛恨の逆転負け 三浦監督「きのうとは全く別人」「監督の責任です」

◇24日 DeNA3―5(横浜スタジアム)

 横浜スタジアムに涙雨が落ちた。DeNAの守護神山崎康晃投手は2リードの9回に満を持してマウンドに上がるも1死も奪えずにKO。セーブ失敗で逆転負けを許した。三浦監督は「きのう(23日阪神戦)とは全く別人で、とらえられる打球が多かった」と声を絞り出すしかなかった。

 DeNAの守護神は今季日替わり。三浦監督は相性を重視して抑えを起用している。対戦カード別に中継ぎばかりでなく守護神もローテ。森原が広島、巨人、ヤクルトで4セーブ、山崎は阪神と巨人で3セーブを挙げていた。調整はしやすいが登板間隔が空きすぎたり連投も必至。固定されない役割は気持ちの安定が難しく、山崎が沈んだ。

 ベイスターズは1998年に当時としては革新的な中継ぎローテを採用。日本一に結び付けた。今回は抑えにもローテを採用。失敗した抑え投手をどれだけ使い続けるか、起用法は難しい。

 6回まで伊藤将に無安打に抑え込まれるなど敗色濃厚な試合だったが、7回の集中打で一時は逆転に成功。指揮官は「ああいう状況で勝ちきらないといけない試合だった。監督の責任です」と守護神起用の責任を口にした。

2024-04-24T14:17:06Z dg43tfdfdgfd