瀬古利彦氏「生まれた頃から親戚付き合いしているので…」

日本陸連の瀬古利彦ロードランニングコミッション・リーダー(67)が6日、X(旧ツイッター)を更新。パリ五輪レスリング男子フリースタイル65キロ級サモア代表の赤沢岳にエールを送った。

瀬古氏は「全中、IHチャンプがサモアから指導を乞われて現地で活躍中! 昨年サモア国籍を取得して念願の代表。生まれた頃から親戚付き合いしているので、おじさんは嬉しい」と笑顔。「恩師の富山英明先生の招待の食事会。33歳の岳! 全力でぶつかっていけ!」と期待していた。

東京都出身で33歳の赤沢は埼玉・花咲徳栄高時代に全国高校総体を制した。日大卒業後はロシアで練習し、五輪出場を目指して2017年にサモアに移住。昨年12月に国籍を変更した。日本から国籍変更して五輪出場の例は、16年リオデジャネイロ大会マラソン男子のカンボジア代表でタレントの猫ひろしさんらがいる。

■瀬古 利彦(せこ・としひこ) 1956(昭和31)年7月15日生まれ。三重・桑名市出身。四日市工高から本格的に陸上を始める。2、3年時に高校総体800メートル、1500メートルを連覇。1浪後、早大へ進学。卒業後はエスビー食品で活躍し、1984年ロサンゼルス五輪14位、88年ソウル五輪9位。マラソン15戦10勝。

2024-05-06T20:08:18Z dg43tfdfdgfd