MLB最速10号も13打点… 大谷翔平不在のトラウトに同情「今年は〝なおエ〟の犠牲者」

エンゼルスのマイク・トラウト外野手(32)が24日(日本時間25日)、本拠地オリオールズ戦(アナハイム)に「1番・指名打者」で先発出場し、両リーグ最速の今季10号を放った。

0―6と一方的な展開だった6回だ。相手先発右腕・クレマーが投じた高め直球を強振すると、打球は左翼ポール際へ突き刺さる特大アーチ。今季2度目の2試合連発弾は飛距離127メートルと、トラウトも打った瞬間に「確信歩き」するほどの手応えだった。

2桁本塁打到達は3年連続12度目。ア・リーグの本塁打王争いでは2位のオリオールズのヘンダーソンに2本差まで広げた。しかし、今季8度目のソロ本塁打とあって、打点はわずか13にとどまっている。

主砲の一発で反撃のノロシを上げたエンゼルスだったが、結局、チームはあと一歩及ばす5―6で惜敗。トラウトは年間64・8本とア・リーグの新記録ペースで本塁打を量産しているが、昨季まで同僚だった大谷翔平投手(29)がドジャースへ移籍してしまったこともあり、これまでSNS上などで取りざたされてきた〝なおエ〟の状況となっている。

これには米データ分析会社「Codify Baseball」の公式「X」(旧ツイッター)で「マイク・トラウトは10本塁打で13打点をマークしているが、それは本当だ」と投稿。米紙「Los Angeles Times」は「マイク・トラウトがメジャー最多の10本塁打を放つも、エンゼルスはオリオールズに敗戦」と題し、「最後のアウトまで戦い続けるつもりだった。最後にチャンスがあったのに、それをものにできなかった」と悔しさいっぱいのトラウトのコメントを報じている。

トラウトの現況に対し、日本人ファンからも「トラウトもう10号かすごいな…だがしかしなおエ(笑)」「トラウト大爆発しとる。そして相変わらずなおエ」「今年はトラウトが『なおエ』の犠牲者なのか」と同情の書き込みが殺到している。

2024-04-25T09:22:56Z dg43tfdfdgfd