ドジャース・大谷が守った!試合前にレフトで軽快守備練習 ロバーツ監督「9月に様子見る」

 ◇ナ・リーグ ドジャース2ー1ナショナルズ(2024年4月25日 ワシントン)

 ドジャース・大谷は、ナショナルズ戦に「2番・DH」で出場し、10試合ぶりに無安打。連続試合出塁も22で止まった。

 前日まで打撃7部門で両リーグトップだったが、この日3打数2安打したベッツに、安打、打率、OPSで抜かれるなど、トップは二塁打、長打数、塁打数の3部門に減少。小休止となったが、試合前は精力的な動きを見せた。

 昨年9月の右肘手術後14度目となるキャッチボール。その後、左翼の守備位置に入り、ベッツらのフリー打撃の打球を追った。ド軍移籍後、外野守備をこなしたのは初めてで6つのゴロと1つのフライを処理した。

 デーブ・ロバーツ監督は外野守備について先日「9月になったら、様子を見ることになる。潜在的には間違いなく左翼手としての起用になる」と説明。大谷も2月に「そういうこともあるかもね、と。そうなってからでは遅いので。事前の準備がどういう時も大事」と話しており、可能性がある限りの準備とみられる。

 試合後は次の対戦となるブルージェイズの本拠・トロントへ向けて出発。花巻東の先輩・菊池の次回登板が27日(日本時間28日)に決まり、今季初対決となる。

 FA交渉中だった昨年12月には米メディアが「大谷がトロント行きの飛行機に乗った」と誤報し騒動になった。それ以来初めての正真正銘のトロント入りで、大リーグ公式サイトは「大谷がトロント行きの便に乗っている」とし、ブ軍のジョン・シュナイダー監督の「彼が交渉の後に持っていったブルージェイズの帽子を返してほしい」という冗談交じりのコメントを掲載した。

2024-04-26T16:37:24Z dg43tfdfdgfd